合成界面活性剤とは

合成界面活性剤についてについて

合成界面活性剤とは?合成界面活性剤の悪影響とは?

合成界面活性剤とは??

化学的に作られた界面活性剤が合成界面活性剤です。

合成界面活性剤の種類はとても多く消費者にはわかりづらいのが現状で

化粧品などの成分表示を見ると

合成界面活性剤の原料名が書かれていて、

ステアリン酸PEG、ジステアリン酸PEG-250など1440種類あります。

合成界面活性剤を多量に使用していない化粧品や生活用品を見つけるほうが難しくなっています。

化粧品の原材料約3700種類のうち、約23%が合成界面活性剤を使用しているほどです。

その手助けをする成分も含めると約40%の化粧品原料は合成界面活性剤です。

合成界面活性剤の悪影響

界面活性剤は、油と水を混ぜ合わせるための成分で肌に悪いものではありませんが

合成界面活性剤は、肌への悪影響が問題視されています。

・たんぱく質を溶かす性質があり、薄い角質を維持するのに悪影響が大きい

・水分を閉じ込めてしまうので肌のバリアゾーンが脂分を失い乾燥する

・合成界面活性剤そのものの毒性が体内に吸収される

・急性ではなく慢性的に毒素を吸収していく

・研究では発ガン性物質としても懸念されている


テレビで合成界面活性剤を取り上げないのは提供しているコマーシャル会社を敵にまわすことになるからで

合成界面活性剤については、消費者がメーカーの宣伝文句に惑わされずに

合成界面活性剤に関心を持ち、かしこい消費者になることが第一歩。

合成界面活性剤は地球環境にも悪影響

合成界面活性剤はエコの視点からも使用を控えたいもの。

河川に流れ出た合成界面活性剤は石けん排水のように自然にかえるものではなく

水に溶けないまま、水質を汚染しています。

合成界面活性剤使用の代表的な水質汚染は洗濯洗剤、台所洗剤です。

合成界面活性剤 不使用の化粧品

合成界面活性剤を不使用な基礎化粧品はかなり限られています。

無添加化粧品、自然化粧品、自然派化粧品にだまされてはいけません。

無添加にするには、酸化・腐敗しやすい天然素材の原料を使わなければ添加物を入れなくてすむわけです。

合成界面活性剤と合成ポリマーなら腐らないので無添加になるわけです。


<化粧品成分の調べ方>

「自分で調べて採点できる化粧品毒性判定事典」 小沢王春著者 メタモル出版

がおすすめです。

合成界面活性剤 不使用の生活

合成界面活性剤が含まれる商品

・基礎化粧品(クレンジング・洗顔フォーム・化粧水・美容液・乳液・クリーム)

・シャンプー、リンス

・メイクアップ

・ボディソープ・ボディミルク

・洗濯洗剤・柔軟剤

・台所洗剤

・歯磨き粉