合成界面活性剤

肌に悪影響のある合成界面活性剤以外の成分

合成界面活性剤以外にも肌にあまりよくない成分が化粧品には使われています。


<酸化防止剤><殺菌防腐剤(パラベンなど)>
化粧品が腐敗したり変質しないために加えられますが、皮膚炎の原因となっていることがあります。

<紫外線吸収剤>
フェノール類の化学物質が多く使われていて、毒性があります。

<香料>
ほとんどが合成香料ですが成分表示には「香料」としか書かれていません。
皮膚炎、アレルギー反応、発がん性、変異原性などが気になります。

<合成着色料>
代表が石油タールから合成されたタール色素です。発がん性や催奇形性などが懸念されています。

<環境ホルモン>
1%までの使用が認められているが、微量でも生殖機能と脳への毒性がある。特に子供や妊婦は注意が必要。

ブチルヒドロキシアニソール
オキシベンゾン
イソプロピルメチルフェノール
ジンクピリチオン
メタアミノフェノール
オルトアミノフェノール
パラベン
フタル酸エステル類 など

<発がん性物質>
がん細胞を作りだす働きの強いもの。

タール色素
ジブチルヒドロキシトルエン
ソルビン酸塩
トリエタノールアミン
ジエタノールアミン
イソオプロピルメチルフェノール
ポリエチレングリコール
パラフェニレンジアミン
メタアミノフェノール
オルトアミノフェノール  など

<窒素化合物><リン酸化合物>
生体に影響の恐れがある。


<合成ポリマー(合成高分子)>

天然ポリマーとは別に合成したもので合成樹脂・合成ゴム・合成オイル・合成セルロースなどがあります。
柔らかくべとつかない、腐らない、酸化しない、つけ心地が良いのが特徴で油脂や植物ゴムに代わって化粧品の原料の主成分となっていてほんの少しで植物エキスのような商品が出来上がります。

肌がツルツルになるのは水を逃さないように被膜となって皮膚を覆っているだけで
つまりはラップをしているようなものなのです。

また、落ちにくいシリコンポリマーのメイク用品に多用されています。
そのメイクを落とすのがシリコン系合成界面活性剤!!
クレンジングオイル・クレンジングジェル・クレンジングクリーム・メイク落とし洗顔フォームなどに
シリコン系合成界面活性剤が使われています。

シリコン系ポリマーは他の油脂類とは混ざりにくいのが特徴なので
普通の合成界面活性剤ではきれいに落としきれないからです。